大学生が広瀬市長と対談!! 養父市のことを思う存分聞いてみました!

大学4年生 あと(以下あと)

私達が、参加させていただいた
1年間を通じてクーポンが使える
YABU旅BOOK(以下クーポンブック)が完成したのですが、その率直な感想はいかがでしょうか?

大学4年生 あと 写真
広瀬市長(以下市長)

今までに多くの方々に養父市を知っていただいきたいと思い、
市では様々なツールを展開してきました。
しかし、ポスターやfacebookなどよく目にするようなものが実際は多く、伝える内容はいいのですが、目新しさという観点では、さほど印象に残るものは多くはないと思っていました。

そして今回、行政という視点ではなく、皆さん学生さんの目線でのこのブックを完成させていただいたというのは、国家戦略特区、行政として、今までにない養父市のことが印象に残る斬新なものを作っていただいたと思っています。若い世代に届く養父市の魅力が詰まったものをつくるのに今後とも、新しい発想や工夫を私達にお力添えしてもらえればと思っています。

広瀬市長 写真
あと

今回このブックのプロジェクト始めようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

市長

よく言われている養父市の施策の一つは地方創生です。

地方の中には何十年か先には、ひょっとしたら人口がゼロになってしまうのではないかと危惧される消滅可能性都市も数多くあります。
実際、養父市もそういう状況にあります。
今のままでは、火を見るよりも明らかということなんです。
なんとか、それを食い止めたいと思うがの養父市を含む地方都市なんです。

養父市でも、子育て支援や、若者の移住定住であるとか、
良い施策は、たくさんあります。
でも、それが本当に欲しい若者世代に届いておらず効果が出ていないのを実感していました。

そう思っている時に、若い世代に広めることのできる同年代の方々がブックを制作するというこのプロジェクトのご提案をいただきしかも、オールシーズンを通して養父市やその施策をアピールするいいきっかけになると思い取り組もうとした次第です。

大学4年生 きょうへい

市長から見た養父市の魅力とは何でしょうか?

大学4年生 きょうへい 写真
市長

養父市は、何もない町です。
その代わり、何でもあります。
個性がない、ありきたりの町です。
山もある、川もある、緑もある。
小さいけど町もある、スーパマーケットもある何もないんだけど、実はなんでもある。ビックな観光地ではないんだけれど、天滝、ハチ高原、明延鉱山など様々あります。

ただ、この地域で住んでる人には、気づかないんだけで、他の町から来た人には、町のすぐそばに流れている川や、山や、緑など魅了的なものに映っているんだと思います。

それをあらためて気づかせてくれたのが、今回のこのクーポンブックで、これが養父市の魅力だと再認識しました。

きょうへい

市長が思う魅力的な養父市の町、そして、今後の養父市がどういう町になってほしいと思われていますか?

市長

魅了的な町というのは、但馬地域で培われた、但馬人らしい人に親切な、その人間性をもった、人々によるコミュニティーや社会が形成されて、それをベースとした地域づくり、町づくりができていくことが、やはり一番ではないかと考えています。

では、どう具体的な町かというと、人口を維持しないといけないと思うと子供を増やさないといけない、子供を増やそうと思うと、若い人を増やさないといけない、そのためには、仕事、産業、経済をしっかりと活性化しないといけないだろう思います。

一時期、右肩上がり社会の時は、企業も膨張していくので、養父市でいろいろまものをつくっていただくための企業誘致を行い、それなりに成功を収めてきました。

でも今はそういう時代では無くなりました。
では、何が養父市にとって、若者にとって、新しい産業になるかと考えた時に、
ひとつは基礎の産業、そして町づくりの伝統、文化である農業をやはりベースにしていきたいと考えています。
そのためには、まず今ある豊かな基礎の農業をちゃんと守ることが大切で、例えば、養父市から出ていった子供達が戻ってきた時のためにも農業をを守っておかなければならいと思います。

それから、農業というものは非常におもしろいんです。
同じ産業でも、一次産業ですから自然に働きかけながら生産するわけですから受け入れの容量が大きいのも事実です。
例えば、「農業と観光」、障害者の方でも安心して作業ができることのできる「農業と福祉」、食育などの「農業と教育」、「農業と医療」、「農業とIT」など、いろいろなものに結びつきやすいんです。
可能性が様々あることから、そこから新しい農業になっていくと思っています。

私が思う人口減少を止め、町の持続可能を図るベースとなるまちづくりは、そういう産業と産業の結びつきをしっかりと固めていきそれが、町の魅力につながるような町づくりを進めていきたいと思っています。

インタビューの様子 写真
大学3年生 まゆ

先程市長が、地方活性化のためには産業や農業が大切だとおっしゃっておられましたがその他にも、養父市が活性化する鍵、重要になることは何だと思いますか?

大学3年生 まゆ 写真
市長

これからはやはり市民一人ひとりが、自分の将来を考えたとき、今後の仕事のあり方を創造できるかどうかが、大切だと思います。要するに、若い人たちの養父市の働き方改革です。

若い方々が、養父市で事業を起こすことのできる自由な雰囲気が、
しっかりと培え、養父市でなら自分がやってみたい事業ができると
思えるような環境づくりができればと思っています。

ある東京のメガバンクで若者の企業を支援する部門の方々と、コミュニケーションをとる機会があった時にこうおっしゃってました。
こういう仕事をやってみたい、新しい事業を起こしてみたいと考えている大学生たちがたくさんおられるということです。

そういう方々が東京以外でも、力を発揮できる環境を整えることができれば、東京などのような都市部以外でも、積極的に紹介していければということでした。そういう意欲をもった若い方々が養父市に来ていただくことができれば、自ずと養父市は活気がでてくるのではないかと思っています。

その一人一人からでる一つ一つのエネルギーが、たくさん集まって、町の大きなエネルギーになり、町の活力になるのではないかと思っています。
だから、若い方々に自分の力を発揮できるような養父市での環境づくりが
必要であり鍵だと思っています。

大学3年生 りょうたろう

養父市が求める若い人はどんな方でしょうか?

大学3年生 りょうたろう 写真
市長

それぞれ、いろいろ性格もありますから、どんな人とは、難しくはあるのですが、例えば、養父市の行政の職員となって町づくりやりたいとか、農業とか、山林であるとか養父市の資源を活用し自分で事業を起こして町を活性化に役立ちたいという方でもいいですし、民間の企業で、養父市のために貢献したいとい方でもいいですしいろんな方がおられてもいいと思います。

それに、仕事でなくてもいいし都会の暮らしより、ゆっくりとこっちで
生活したい若い方でもいいと思います。

こういう方で! ということでとは無く、養父市はどなたでも受け入れることができるそういう町でありたいし、環境づくりをしたいと思っています。

インタビューの様子 写真
大学4年生 かな

わたしはいま就職活動中なのですが
加古川の地元の市役所を受けてるのですが、
どういった若い人材を、市役所は求めているのでしょうか?
それと、いまの大学生に一番伝えたいことは何でしょうか。

大学4年生 かな 写真
市長

毎年大学生が数十万人卒業し、東京の様な都市に集まり、若い方々が肥大していってます。

東京に行ってしまえば、それから帰って来なくなる。そういった構造が、何十年繰り返し起こっていて国の人口減少の一因になっています。

一人の女性が一生に産む子供の数、合計特殊出生率が、大都市である東京が全国でもかなり低いレベルであります。
若い人が、いい環境であれば、一人ないし、二人子供をもちたいと考えるのに対して東京では、若い人がいても子供を産むことができないだから、必然的に合計特殊出生率が低くなっています。

それに比べ、養父市の様な地方は、合計特殊出生率がかなり高いんです。
若者が地方によってくれば国全体としてもまだまだ、人口現象に歯止めがかかるのですが若い人が集まって、尚且子供を産み、育てにくい環境で、子供の数が少なくなっていけば、余計人口減少に、拍車がかかります。

とはいうものの東京は、魅力的です。それは私も認めます。
東京で生活すると地方から出ていった若者は中々帰りたくなくなるだとうと思います。

大都市は、若い人を魅了します。文化も、先端技術など直に肌にふれることができます。

だから、大都市に住みたい方は住んでいいんじゃないかと、決して、無理して田舎に帰る必要はないと思います。無理をすると、無理がでてきます。
ただ、都市で生活してそれでも、考え方が変わり、田舎に住みたいと思ったときには帰ってきてもらえればいいと思います。都市に固執する必要はない。

だから、我々養父市も、東京に負けないような魅力づくりをして行かなくてならない。
養父市には、大都市に負けない魅力は必ずあると思いますからしっかりとそれを打ち出していくモデルを打ち出していく。養父市は、町づくりの基礎となった農業ベースにした、他の魅力あるものと融合させて、より魅力あるものを作っていくことがいまの養父市の役目だと思っています。

大学生に伝えたいのは、地方の過疎の状況を知っておいてほしかった。
国土の6割が非常に大切であります。
なぜ大切か。経済的なことだけでなく、日本の伝統や文化、東京や大阪・京都などの文化は、元々は地方からでた文化が、東京や大阪などで成熟した文化になっていき、国の文化になっていきます。

ですから、地方が無くなるということは、日本の文化が無くなるということになりますから、地方は無くてはならないものなんだとこのことを若い世代に伝えたいと思います。